ダンスレッスン日記 [TDR BLOG] T's Dance Room BLOG


【Jazz応援団長】発表会の準備を着々と!【ついに本気に】

皆さん、こんにちは!
ティーズダンスルームの橋本です。

 

新年もめでたく明け、当スタジオでは第2回目となる発表会に向け、すでにバタバタと準備が始動している真っ最中となっています。私も精一杯の努力を惜しむことなく、皆さんの晴れ舞台を整えさせていただきます。

 

その第一弾ともなりましょうか、今年は「リノ」敷きます。

 

先日ジャズクラスの見学をしていた際に、一緒に見学をしていた親御さんから「リノって何ですか」とご質問を受けたことがあり、そのさいに「TAMMY先生が今年の発表会はリノ敷くって言っていました。」と聞きました。家に帰り、TAMMYに「え、なに、幸市民館ってリノ設備ってあったの?」「確か、去年ないって話で裸足で踊って怪我しても自己責任って話だったよね?」と私の質問に対してTAMMY先生のお返事は、「は?」「自分でリノ敷くって言ってたじゃん!」「私じゃなくて貴方が言ったから、私はみんなに伝えたまで!」「なに言ってんの?」「人のせいにしないでください。」こう言われました。

 

なるほど。
自己責任でお敷き致します("^ω^)・・・。

 

どうせやるなら建設業一筋の私の意地も見せて、仕上材問屋さんから得値で最高級クラスを買って敷いてみせる。そう考えています。もちろん、もう既に見積もいただき、そして発注も完了しました。3月19日にスタジオ併設の『楽しく明るい笑顔リフォーム』店舗に納品されます。

 

ところで、質問がありましたように、リノってなんぞ?って事なのですが、ダンサーさんはリノと略しますので、その昔、芽依がお腹の中にいるときにTAMMYに聞いたことがありますが、「リノは、リノだよ。」って答えでした。それでは通じないのでもう少し聞くと、「ダンス専用の床の事で、ダンサーはリノがあると踊りやすい」みたいなことを言われました。私は建設業が本業ですから、当然のように「あ~、リノリウムの事か、長尺シートの事だな。」と点と点が結びつきました。

リノリウムとは建材の一種で、床材などに使われる天然素材(亜麻仁油、石灰岩、ロジン、木粉、コルク粉、ジュート、天然色素など)から製造される安全性の高い床シートとなります。また、塩ビ製の床シートと比べて、丈夫であることも特徴で外部に用いたりすることもあります。広く長尺シートとも言われることもありますが、もともとは日本国内では「東リ」社がリノリウムを世に広めています。雑談ですが現在の「東リ」社の創業当初の社名は「東洋リノリユーム株式会社」です。今では長尺シートと言えば、東リの他にも各インテリアメーカーなどが販売していますが、本物志向で言えば今でもリノリウムと言えば、「東リ」なのかもしれません。

ところで、当スタジオの改修の時にTAMMYに床仕上げはリノリウムが良いとリクエストされていたのですが、実際のスタジオの床は木質フローリング仕上げになっています。実はいつもお世話になっている材料問屋でもある材木店の株式会社トーイツの担当者さんより、Panasonicの高級フローリンを破格値で提供し、スタジオオープンにご協力しますと言われたこともあり、現在のような木質フローリングを採用するに至った経緯となっています。

ダンススタジオの床は、大きく分ければリノリウムと木質フローリングとなるので、どちらも間違ってはいないです。さすがに、「ストリート発祥のヒップホップだから、下はコンクリートでも良いぜ!」とはならないと思いますので、そう言いう意味ではダンススタジオの床は2択なのかも知れません。もちろん、リノリウムと木質フローリングは、どちらも足腰に優しい仕上げ材です。手塩にかけて造った当スタジオの床下地組みは、躯体スラブの上にわずか1センチ程度浮かせている中空根太で造作しており、まるで大きなバネのような構造で下地組みをしています。もう少し言えば、そこに遮音シートや吸音のためのロックウールなどを敷き込みましたので遮音防音フロアとなっていて、下の階にいても振動は躯体を伝わってくるものの、音楽やレッスンの声などの音が聞こえてきたことはありません。

 

話しがそれましたがTAMMYはリノが嫌いではありません。

 

それもそのはず、ダンス業界で言うところの「リノ」は、バレエスタジオやクラシック公演などのステージの仕上げ材として広く普及していきました。オールジャンルを学び、どれも一応に素養を持っているTAMMYは、中でもJAZZダンスが好きだと言い、得意なジャンルを聞かれるとジャズと言います。ジャズはバレエやクラシックの要素も取り入れたダンスですから、バレエシューズとジャズシューズは似ていますし、比較的に同系列に近い環境でレッスンされることがあるようです。つまり、床はリノであることが多いわけです。

複数部屋を有する都内の大型貸しスタジオなどでは、「リノリウム」か「フローリング」でチョイスできたりするところもあります。他にもディズニーなどに遊びに行った際にステージの床を見てみると、多くはリノと言うよりも硬質の長尺シートが貼られていることが多いように見えます。ちなみにディズニーシーのビック・バン・ビート(B・B・B)のステージの床は、前面がタップ用の床、中間と後方のひな壇がリノか長尺シートっぽい感じでした。実際にはタップ用の床は触れましたが、その先に見える長尺シートっぽいものは、ステージ上に勝手に上がっていく勇気が無くて、触ってはいません(笑)あくまでも目視ですが、長尺シートに見えました。

ところで、去年もお世話になり、今年も同じステージを使わせていただく幸市民館 大ホールのステージ床は、木質フローリングとなっています。それもだいぶ経年して年季が入っている為、木がささくれだっているところもあり、裸足で踊っている出演者さんをヒヤヒヤしながら見ている状態でした。そして、今年は去年よりもJAZZナンバー多めです。ジャズの魅力は以前のブログで何度かお伝えしてきましたが、ステージを広く使って優雅に踊って欲しいと思います。そして、私は勝手にティーズダンスルームのジャズ強化、応援団長に就任していますので、ここは奮起せねばなりません!

 

『自己責任でお敷きします』は半分冗談で、最高水準のステージを皆さまに楽しんでいただきたい想いが強くあります。そして、やるからには、『本気で良いステージを創ろう』その想いです。

 

今回は発注した商品は、リノの中でもダンス専用に開発されたTMフロアです。正直言って東リ商品群の中では、最上位品。つまり、高級品と思います。お値段もですがその性能は間違いなく、ダンサーの足を守り、ひざや関節を守る、ダンスのためのフロアと呼ばれるにふさわしいものです。下記に簡単にそのコンセプトを転載しておきます。

 

 

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 下記、東リ 公式HPより転載です
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<バレエ舞台用床材について>

バレエの舞台やレッスン場での床は、従来は木床が多く使われてきましたが、長時間使用される場合、バレリーナの膝を痛めたり、木床の老朽化と共に、激しい動きの中で、時にはトウシューズを通して棘が刺さる事故が生じたり、室内浮遊塵が舞い上がりやすいなどの理由によって、何らかの上敷きが求められるようになってきました。なお、ロシア・ヨーロッパでのこの分野は、布製キャンバス、特にレーヨン、ビニロンなどの繊維によるシーツが用いられてきたようです。

 

<TMフロアについて>

東リ「TMフロア」は1989年の発売開始以来、バレエ及びダンス教室へ数多くの実績を納めております。クラシックバレエの舞台とレッスン場の床仕上げ材には、多くの性能が要求されますが、「TMフロア」はこれらの要求特性を一つ一つ吟味調整しており、既製品のビニル床シートとしては最適です。

 

<バレエ舞台の床に求められる具体的な要求特性>

激しい動きに対して、滑りやひっかかりが生じないこと。長時間練習しても膝に負担を与えない、底冷えしないなど、バレリーナの足にやさしいことが大切です。また、意匠効果や舞台演出面でも、照明の照り返しによるハレーションを起こさないことや床衝撃音を和らげる性能なども求められます。汚れ・摩耗などと共に、施工や仮敷きのハンドリングが容易にできる重量であるなど、維持管理性にも配慮していることが求められます。

 

<TMフロアの特長>

1.防滑性
ピルエットやパドブレなど激しい動きの中で、足と上体とのバランスを保ちやすい構造で、なめらかでありながら、滑りにくいものとなっています。

2.弾力性
適度な柔軟性を有しているので、激しい動きを妨げることなく、軽快な動きを支えます。グランジュテなど大きく跳躍した着地でも衝撃を和らげます。

3.反射・光沢
床への写りこみが少なく、見た目に舞台が煩わしくなりません。同時に照明効果を妨げません。

4.床衝撃音
クッション層の働きによって、不要な残響音の発生が極めて低くなっていますので、舞台音響効果を妨げにくい構成となっています。

5.耐熱性
熱による長さ変化量や熱膨張率が少なく、大光量の照明ライトの集光による、軟化・伸び・膨れが発生しにくい構成となっています。

6.耐摩耗性
大道具などの重量物の出し入れ時に発生する荷重等に耐えるタフな構成となっています。

7.メンテナンス性
汚れが拭き取りやすいので、日常のメンテナンスが簡単です。 


シート構成図


ちなみに幸市民館 大ホールの舞台に敷くとしてら、15メートルを4本となり、面積にしたら109.2㎡です。定価ベースで、7,350円/m2(材料価格 税抜き価格)ですので、ざっくりと880,000円(税込)です。桁を間違えているわけではありません。8万8千円ではなく、88万円です。あくまでも定価ベースですが、安い商品ではないのでそれなりの覚悟を以って、総指揮官の務めを果たさせていただく所存です。


でも、来年も、再来年も、使いましょう。
ずっと、ずっと、長く使える最上のステージ床なので!

去年以上、来年未満。


発表会まで時間はまだまだありますので、もっともっとレッスン生たちに喜んでもらえる環境づくりをしていきますので、今後ともご支援いただきたくお願い申し上げます。

川崎市のダンス教室 [かしまだ駅前通商店街] 
T's Dance Room(ティーズダンスルーム)

 〒212-0053
 神奈川県川崎市幸区下平間111-6
 [鹿島田駅徒歩5分 / 新川崎駅徒歩9分]
(JR鹿島田駅:川崎駅より南武線で3駅7分)

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