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ダンスレッスン日記 [TDR BLOG] T's Dance Room BLOG
【先に謝罪】親御様はじめ、ご家族様、誠に申し訳ございません!【 m(_ _)m 】
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皆さん、こんばんは!
毎度おなじみ、発表会が近づくと興奮して俄然うるさい橋本です。
私、橋本は第一回目の発表会からず~っと、目指すべきところは、『出演者ファーストの発表会である』と定めており、会員様のほとんどが出演者となってくれる発表会では、出演者様が喜んでくれることが私の思考規範、行動基準となっています。広く皆様に浸透する言葉で言えば理念とか、ポリシーとか、スローガンなどにあたります。すべての基準は、とにかく出演者様たちが喜んでくれることであり、それを徹底的に考え貫き通す気持ちでここまでやってきましたし、これからもそのつもりでやっていきます。
親御様はじめ、ご家族の皆様、誠に申し訳ございません。
橋本はじめティーズダンスルーム発表会に関わる全スタッフは、出演者様が喜ぶことを第一優先にさせていただきます。そこを優先するあまりに、実際にお金を出したであろう親御様はじめ、ご理解をしてくださっているご家族様でも、出演者様を喜ばせることを第一とし、ご家族様を優遇することは二の次にさせていただきます。
これは先に謝っておく卑怯な戦法です。ただ、本当に申し訳ございませんが、出演者様が本物のステージに上がるため、出演者様以外のすべての方の犠牲をいとわない方針です。これは曲げるつもりはありません。その出演者ファーストであることで生まれる犠牲は十分に想像することができますし、お怒りの声があることも理解しています。経済的にシビアなお話かもしれませんが、「お金を出しているのは私だ」と言われても、もちろん理解はしますし、ありがたいことです。
でも、優先させていただくのは出演者様が喜ぶことで、もしかしたらそれはご家族様にとって不便だったり、許容したく無いことだったりするかもしれません。できる限りの配慮はしますが、最終的に優先するべきことは、ご家族様の便利よりも出演者様の便利、ご家族様の快楽よりも出演者様の快楽、ご家族様の楽しいよりも出演者様の楽しい、ご家族様への配慮よりも出演者様への配慮となります。
その先に、『出演者様の喜びがご家族様の喜び』であったとするならば、私としてもこれ以上ない喜びです。私はそうなって欲しいと望んでいます。さらに、すべてのご家族様たちがわが家の子供だけではなく、すべての出演者様を喜ばせてあげる方向を向いて、すべての出演者様たちを優先した思考マインドであれば、始まる前にして既に成功と言って過言ではありません。サポートされるご家族様におかれましては、自己犠牲となる部分も多くございますが、皆さまが出演者様ファーストの精神を共有してくださることを信じています。
親御様はじめ、ご家族の皆様、誠に申し訳ございません。
ご不便を押し付けてしまうことは重々承知しています。
ずっと通してきているのでここ数年では聞かれないことも多いのですが、一度でも楽屋から出て客席側にお座りいただきました方は、休憩時間中であっても途中で楽屋側に戻ることは禁止とさせていただきます。
これは本物のステージとは何かを考慮していただけたら理解しやすいと思いますが、プロのステージにおいて一般観覧客が楽屋に出入りすることなど絶対に無いし、反対にマネージャーが本番上演中に観客席で一般客として観覧することがあったとしても、ショー途中で一般観客席から楽屋入りするなどあり得ない事だからです。なぜならショーの途中でのホール出入りはショーを見せる側からしたら最悪の行為であり、演者目線で言ったら興ざめします。むしろ演者と一緒に楽屋入りする方はマネージャーや芸能事務所関係者と仮定するならば、ショーの途中での出入りは禁止する側の立場であって、助長する立場では絶対にありません。
ただし、残念ながら僅かではありますが、この禁止行為をやってしまうご家族様が実際にいらっしゃいます。ルールと言うよりも、モラルの部分が大きいことなので、とても残念だと感じてしまいます。本物のステージ、本物のショー環境に出演者様を立たせてあげたいとして作り上げてきた立場であるならば、「知らなかった」とか、「何でダメなの?」みたいな返答すら非常に残念だなと感じてしまいます。確かに「本物のショー環境を作ろうとしているなんて知らなかった」と言う観点から考えたら確かに正論ですので、今年はこの部分もブラッシュアップしていこうと考えています。
少数派の方に向けてお伝えすることなので、ブログで書き連ねることも恐縮ですが、バレなければ良いという問題ではありません。何度もお伝えしますが、途中退席、途中移動されることほど、出演者様にとって興ざめすることは無いとお考えください。ご自身がステージに立つ身になって考えてみてください。どのタイミングであっても残念だと感じるのが、一般的な感覚だと信じています。僅かではありますが、一定数いるのは事実です。一定数いると予測する以上は私も対策を練って臨みますが、お気づきの方は大変言いにくいとは思いますが、皆さんでもやんわりと共有していただければ幸いです。
ショーを見せる側としたら、ショーの途中での移動は撲滅したいですが、他にも休憩時間が終わったら戻ってこないお客様がいることも悩ましい部分です。後半に入るや否や、空席が目立っていたらどうでしょう。同じく悲しくなりませんでしょうか。万が一にも、『わが家の子供の出番はあとだから、今はどうでも良いや。』みたいな方がいらっしゃるのはとても悲しいです。ぜひ、わが家の子供だけでなく、同じエンターテイメント教室に通うレッスン仲間のご家族として、最初から最後まで暖かい声援を送っていただきますようにご案内をお願いします。
皆様のご配慮は確実に出演者様ファーストに繋がります。ご来場者様にもご配慮をお願いすることになりますので、皆さまからもご周知をしていただければ幸いです。
何卒宜しくお願い致します。m(_ _)m
あ~、なんでしょうか、まとめようとして纏まりません。
親御様はじめ、ご家族様、誠に申し訳ございません!
ここから特にです。おっさんの話は長いのでご注意ください。
何でしょうか、ブログなのでダラダラと行きますので、忙しい人は離脱してください。
毎回、毎年恒例となった発表会を前にすると、第1回目の発表会のことを思い出します。
当時の橋本はイベント業者でもなく、当然ダンサーでもなく、ただの建設業に従事する人間でした。だからこそと言うべきか、第1回目の発表会は何をどうしたら良いのか暗闇の中を完全手探りで、自分の頭の中にあった想像だけで進めていましたし、TAMMYに聞いても「私は出演者側だったので、プロデュース側は分かりません!」と言われていました。そんなときには、橋本が腹を括ってやるしかありませんし、覚悟を決めてしまうのは割と得意かもしれません。
当時私の思考マインドを思い出すと、できるとか、できないとかは二の次にして、ただただ無邪気に、それこそ子供たちよりも無邪気にやろうと誓っていました。だって誰にだって初めてがあるように、橋本も発表会の主催はこの時が初めてだったのです。初めての発表会なのにエントリーしてくれた園児や小学生を中心とした出演者さんのために、まずは私が園児や小学生のように無邪気に、出演者を喜ばせることを貫こうと考えていました。
それが功を奏したかどうかは、第一回から参加している方にお話を聞いてみてください。本当に聞かれるかもしれないし、聞かれたらなんて言ってくれるのだろうか、ちょっとドキドキします。できれば親御さんではなく、出演者様にお聞きください。されにできれば、当時は幼児さんだった小学生にお聞きください。なぜなら冒頭の通りの行動指針ですから、親御さんからは『こいつ悪いよ!』って思われているかも・・・。腹を括るの得意と言いつつ、そこはちゃんと、きちんとチキンです、安心してください!
ところで、人は何かをするときには、理念がある方が動きやすいのは冒頭の通り。だからこそ当時の運営理念は、『すべては出演者のために!』みたいな、至極チープで単純な思考でした。どこにでもあるチープなキャッチコピーみたいで、魂ここにあらずと思われるレベルですが、チープでも理念に沿って、無邪気にやるだけでした。無邪気さと一緒に分かりやすいQ&Aがありました。
そもそも、発表会って誰のためにやるの?!
TAMMYはプロとして活動してきたわけですし、教え先や仲間の発表会も数多く経験も手伝いもしてきたのですが、発表会に関してはハードルが高いと話していました。プロ活動してきたとはいえ、「それとこれとは違う!」ってことで、出るのと作ることの乖離に胃が痛くなる思いだったようで、当初は「発表会をしないスタジオじゃダメなの?」とも言っていました。
今では考えられないかもしれませんが、本当の話です。その時に話していたのは、そもそもダンススタジオではなくてダンスルームなんだから、コンセプトに沿って小さくひっそりと、ごくごく小規模で、「ダンスを身近にカジュアルに楽しんでもらうだけのお教室にしたい」と言っていました。恐らくその思いは今も変わらなく、本人は事業拡大などは全く考えず、レッスン生の皆さんにダンスを楽しんで欲しいだけです。だから発表会をしないスタジオで行きたかったそうです。
結果、橋本が何でも強引にトップダウン型で推し進めて行くことになります。TAMMYには申し訳ないけど意向に沿わず、ひっそりとは真逆の方向で、ここまで走り続けてきました。格好いい言い方をするとしたら、やっている方向は真逆ですが、根底にある想いの方向は恐らく同じです。同じなのは『エンタテイメントを楽しんで欲しい』という想いのことであり、その楽しんでもらいたい方向性が小さくても日々楽しいレッスンなのか、年に一度の発表会をド派手にブチ上げるかの違いです。きっとどちらも正解だろうと思います。なぜならどちらも会員様のため、会員様を喜ばせる形だからです。
そもそも発表会って会員様のため、出演者様のためにやる。そして、私は『ため』になったかどうかの基準を、TAMMYのレッスンと同じように楽しめたかどうかに置き換えています。苦労しても、ハードルが高くても、出演費が高くても、泣いても、笑っても、感情がぐちゃぐちゃになっても、最後に出演者様が心から楽しめたかどうか。これを追求したい。そこが崩れてしまったらおかしくなる。発表会は出演者様たちが楽しむためにやりたい。
発表会は出演者のためにやるなどと、そんな当たり前の話を持ち出して、何をいまさらと思うかもしれません。
私の根底にもエンタテイメントを楽しんで欲しいという思いは確実に存在しています。その形がスタジオ発表会なのですが、出演者様に楽しんでもらえなくては失敗です。出演者さんたちにとって、楽しいダンス発表会の仕掛けとは何だろうと考えて思いついた答えのひとつが、満員の観客で埋め尽くされた大ホールのステージに立たせることでした。もう少し言えば、プロのステージは超満員であることがあるべき姿ですし、そのあるべき姿を実現させてあげれば本物を体験してもらえるし、その本物の体験こそが出演者さんたちにダンスは楽しいと思ってもらえると信じ込みました。
これは第1回目から継続している楽しませ方のひとつです。とても大切なプロモーション部分です。どれほど魅力的な演出を用意でき、どれほど集客につなげることができ、どれほど満員を維持できるかを思案します。ここを人任せにしない。一番大切な部分であると言っても過言ではない集客を、人任せにして放置しない。これは私の中では約束事です。特に集客したお客様をいかに最後まで維持することができるか、これはとても難しく、チャレンジングだけどやるべき事であると認識しています。
まずは集客、実際に第1回目の発表会から幸区内に当時の規模ではオーバースペックな質と量のポスティングや地元紙への出稿、フリーペーパー、新聞折り込みなどまで行って、ホームページや外部サイトなどを使いネット集客もしました。単一メディアに頼らず、幅広い年齢層にもアプローチできるよう、メディアミックスにて集客したことを思い出します。他にも、出演者の皆さんにお友達を誘っていただきやすいよう、無料に見えないような少しでも豪華に見えるチケットを作ってお誘いをお願いしたりしました。
当初の私は集客にこそこだわりを持っていましたし、ある程度は成功したと言われる程度の集客はありました。少なくともステージに上がった出演者様に楽しかったことを聞いたときに、「たくさんの人に見てもらえたこと」と答えが返ってきたのは非常に嬉しかった思い出になりました。それからというもの、ずっと満員を目指し続けていて、それは今年も継続して同じです。
そして、なんと、ナント何と!
何と、なんと、ついに、出ちゃいましたぁ~!
ピタり、いやいや、満員御礼が出ちゃいました。第一回目当時からずっと途方もない夢のような満員御礼、それがコロナ禍であからさまに集客力を落としていた昨年に実現することができてしまったのです。第4回目にしてです。苦節4年とも言いましょうか。やっと、やっと、地域スクールの発表会では不可能と言われた840名の大ホールを超満員にし、一時は立ち見になるまでにご来場いただけたのです。
立ち見はダメですと施設側から第1回目の発表会時点で注意を受けていましたので、見切れ席に詰めてもらって座ってもらうか、お帰りいただくことになりました。結果的には見切れ席へ詰めていただく案内が行き届かず、お帰りになってしまう方が多かったのは大きな反省点として持っています。ところでなぜ、第1回目の発表会から立ち見はダメだと言われたのかを思い出すと、確かに当時の私は「840名の定員を満員にしてみせる」と施設の方に息巻いていたからに他なりません。そんなエピソードも当時の私が、集客に鼻息荒く取り組んでいたという証拠ではありますが、無理筋を鼻息荒く伝えていたことを思い出し、ちょっと恥ずかしいです。
しかし、進化し続けるのであれば、昨年の反省はシッカリと今年以降で生かすべき。それは上記にも書きました通り、満員を維持できるかどうかになります。昨年の超満員で立ち見がでたのは、ある意味では嬉しい誤算ではありましたが、その時系列は上演10分後くらいの出来事でした。その理由は、入場が間に合わなかったこと、客席の席の譲り合いが上手くいかなかったことに起因します。
まず、駐車場待ちの車列ができ、入庫待ちが多くなってしまったことです。これに関しては周知して、可能な限りお車でのお越しを避けていただくか、余裕をもってお越しいただくしかありません。もう一つの対策としては、席ツメのご案内をすることです。具体的にはボランティアスタッフ様にお願いし、お席の確保ができないことの周知や席をドンドンと詰めていただくことをお願いすることです。
席ツメと満員の環境を持続することは一見すると全く関係の無いようにも思えます。しかし、確固たる正解はやってみないと分かりませんが、しっかりと席ツメしておけば、途中で出入りするメリットとデメリットを照らし合わせて出入りすることが少なくなるだろうと思いますし、席ツメして座った良い席なら、最上のショーを見ていただくこともでき途中離脱も減るのではないかと考えています。
皆様も少しでも満員の環境を長く持続していただくため、この取り組みにご賛同いただければ幸いです。
昨年度の発表会ではご来場者様が満員となったことや、今年度の出展ナンバーが激増したことを受けて、今年度は2日開催となりました。2日間開催に分けることでもしかしたらご来場者様が分散される懸念はありますが、そこは信じて疑わずに皆さんのご来場をお待ちしております。
ここで、回顧録。
満員なんて、夢のまた夢。
満員の話ができるなんて、第2回目の発表会当時では、ひっくり返っても考えられません。
第2回目と言えば、コロナ禍の渦の中に思いっきり巻き込まれ、ぐっちゃぐちゃになってしまってボロボロの経営状況になって先が全く見えない中、私が強行突破で発表会の継続を断行した年だからです。まん延が始まり、世の中では誰もが自粛するのが当たり前のムードの中、エンタメ界では強硬派で知られ、常にエッジが効いた経営者と言われた宝塚歌劇団の会長ですら、公演中止を決断する2020年3月21日の開催です。私はまたもTAMMYが行きたい方向性の真逆を選択してしまいました。
TAMMYが「もう、引っ越したいです。この街にいたくないです。この誹謗中傷から逃れたい。」と言ったタイミングです。話を聞くと「毎日かかってくるクレーム電話や無言電話の対応をしたくない。」と言っていました。最終的には橋本が代わったり、番号を聞いて橋本が折り返して、丁寧に説明??して事なきを得ているのですが、それ以外にも会員様だった人が面白がるようにコロナ禍で傷んだスタジオのお願いごとをスクショして、誤爆のようにグループLINE(当時はグループLINEでも連絡送信していました)に貼り付けて、草をたくさん生やしてあざ笑ったコメントを残し、見るや否や送信削除して去っていく姿はさすがに耐えられませんでした。泣きながら訴えてきたTAMMYの話を聞き、『おとなしそうな人間だって、しっかりと残酷だな』と、感じたのを思い出します。
それらはすべて私が強行突破した第2回目の発表会の準備期間でのことでした。そんなものはほんの一部で、まだまだ酷い状況は続いていました。だって引っ越したくなるくらいなんですから、余程の事だったのだと想像できるでしょうか。よくテレビなんかで言われることのひとつに、『コロナ禍で一番怖かったのは人間』と言うのがありますが、それをまともに喰らった状況でした。
この時はさすがに一般公開は無しでの開催となり、ご理解いただける方のみの参加で、ご辞退される方の理由の如何を問わずに全額返金、更に望むのなら準備した衣装代まで負担して返金しました。この時の思いは、どんな時でも、どんな状況でも、出演者様に後ろめたさの中で発表会のステージに立たせたくないからであり、経営不振で本当に廃業寸前まで行きましたから、私は本気で笑えない方向性で腹を括っていたのを思い出します。人間、本気で腹を括れば何とかなるものですし、それからと言うもの少々図太さが増し、図々しさに磨きがかかったかもしれません。(笑)
つい先日も、「発表会と言うチラシが投函されて迷惑なので引き取りに来てくれ」と言うクレームの電話がAスタジオにあり、当時も私が対応したのでTAMMYから「どうしますか?」とLINEで情報共有が来たので、間髪入れずにそのまま携帯で電話して話ました。同じように丁寧に??説明して電話を終えたのですが、『直接会ったらおまえに殴られる』とか言っていた恐らく年下の中年に萌え~って感じでした。当時からしたら可愛いものですし、当時を経験しているので対応上手になってしまったのかもしれません。
そして、図々しさが増した橋本が、今でも思い続けるのは、出演者様ファーストであること。
ティーズダンスルームが今後も発表会をやっていく以上、もうこれ以上でも、これ以下でもありません。とにかく出演者様が「楽しかった」とか「明日もやる」とか、満面の笑みで私に感動を伝えてくれるだけで成功したのだと、心から思ってしまいます。全員が私の息子や娘ではないのですが、そんな喜びの声を聞くとなんだかグッとこみ上げてくるものがあります。
この笑顔は守らねば。
しかし、その笑顔を守るのは図太いだけでは足りません。もう第4回までは大なり小なり、発表会をやるたびにずっと赤字です。ずっと赤字であることは経営者としては失格で、存続できなければ皆さんをもっと悲しませることになりますし、赤字なのに出演者様に対して父のような思いを抱くことは失礼であることも承知しています。存続してこそ、これからも未来永劫、ずっと楽しんでいただけることは理解しています。
そして、万が一に私がいなくなってもずっと続いていける体制づくりとは、単体で見ても利益体質で黒字化されていることであると言い換えることができます。資金に余裕があるからこそ、橋本が担っていた部分を外注専門職に依頼することができますし、外注専門職に依頼してもまだ粗利に余裕があるくらいが本当の存続ベースだと考えます。
そんな思いを巡らせるのも、すべては出演者様ファーストであり続けたいからですし、その出演者様ファーストの理念をずっと継承していって欲しいと願う一方で、ずっと存続し続けていける体制づくりもまた出演者様ファーストであると考えています。
い~や、違う。違うでしょ!
もしかしたら、全出演者様が一様に楽しいわけではないかもしれない。
その懸念はずっと持ったままやっています。そして、全出演者にとって辛かった体験だけは残したくないと、出演者様アンケートなどを通じてご意見をお聞きすることもしてきました。
特に出演者様自身が小さいながらも辛辣な意見を述べたりしていないだろうか、最終的に発表会を終えた後に「もう出たくはない」と言ってはいないだろうかなどと、できる限り文面から読み取れるように心を砕いて読み込んでいます。中には可愛らしい意見もあり、『それはそうかもしれないな。』とか出演者様ファーストの精神で読み直し、『よし、笑っちゃう意見だけど、来年はそれも取り入れてみよう。』などと修正を加えてきたものもあります。
もちろん、親御様はじめご家族の皆様におかれましては、「お金を支払ったのは両親なのに家族が優遇されないなんて最低!」って思われる方もいるかもしれません。終了後のアンケートを中心に、直接スタジオで言われることもありますし、発表会前にご意見としてお聞きすることもありますが、出演者様ファーストと照らし合わせ、理にかなっているものを取り入れ、そうでないものは取り入れずにやってきました。
これからもそのスタンスは貫いていきます。特に出演者様全員の利得になる意見ではなく、その人だけに特化したような考え方やご意見には、まったく耳を傾けない宣言をしてしまいます。そしてもう一つ、冒頭にも書きました通り、タイトルの通りですが、先に親御様ファーストやご家族様ファーストには絶対にならないことを謝罪させていただきます。
親御様はじめ、ご家族の皆様、誠に申し訳ございません。
出演者様ファーストの精神を一緒に共有していただけないでしょうか。
私、橋本はじめティーズダンスルーム発表会に関わる全スタッフは、出演者様が喜ぶことを第一優先にさせていただきます。そこを優先するあまりに、実際にお金を出したであろう親御様はじめ、ご理解をしてくださっているご家族様においても、優遇されることは二の次にさせていただきます。
『2022年を超え、2024年へ継ぐ』
当然、ド中心にいる私たち本部スタッフやインストラクターたちも頑張ります。そして、ご家族様にはご不便を我慢していただくという一番身近なご協力をお願いすることになってしまいますが、何卒ご協力いただけますようお願い申し上げます。
今後ともティーズダンスルームよろしくお願いします。
当スクールの情報やお知らせは、当サイトの『お知らせ』ページに投稿しています。また、投稿した同ページをプリントアウトして、AスタジオおよびBスタジオに掲示しています。定期的にお知らせページをご確認いただくか、定期的にスタジオにお越しいただき、内容をご確認くださいますようお願い申し上げます。
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