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【歌】B-studioで撮影 その6【レコーディングに挑戦】

皆さん、こんにちは!
ティーズダンスルームの橋本です。

 

いや~、撮影って奥が深いって、ずっと言っています。

 

そりゃそうです。撮影のプロがいるのですし、失敗できない撮影は多く、ほとんどが撮り直しできないのではないでしょうか。そして、仕事でやるプロカメラマンは失敗も許されませんが、時間の制約もあります。現場でダラダラしてたら、日当だろうが、請負だろうが、プロとしては邪魔者扱いです。

ただし、アマチュアがちょこちょこっとやる分には、今のカメラは素晴らしいです。この年で新たな趣味としても良いのかなと思いますが、趣味の世界にしてはビデオグラファーはヘビーです。趣味にするなら高級一眼レフや高性能ミラーレスで、スチールも動画も1つの絵にこだわって作る方が適しているのかもしれません。大きな違いはカムコーダーで良い絵、良い映像を残そうと思ったら、やっぱり大きくなりがちだらからです。

 

さて、趣味の世界の話は一旦おいてと。

 

当スタジオもボーカルの先生を迎えて、ダンススタジオからエンタテイメントスタジオにシフトチェンジしてから早くも2年余りが経過しました。この間、ボーカル担当の関根かおる先生には、多大なる苦労を掛けっぱなしです。そもそも、コロナ禍の前にお誘いしたのですが、意図もしないコロナ禍でボーカルクラス存亡の危機になりそうでした。これには、続けてくださっている会員様とかおる先生に感謝するしかありません♪

そんなVocal、つまり歌唱の先生の動画も撮ってみたいと考えたわけですが、プロ歌手に踊ってもらうわけにもいかず、やはり歌の収録をしようとなりました。これはいつものように私の見切り発車です。

しかし、動画も奥が深いのにVocal収録って、同じくらい奥が深かったです。そりゃそうですよね。レコーディングスタジオがあって、プロはもちろん、アマチュアでも音楽好きは自分の歌声を収録しに行くらしいので、有料レコーディングは仕事として需要があります。そもそも、見切り発車でしたので実際に調べていくと、全部で5つくらいの工程があって、CDなどの大きな収録になるとすべてが専門のエンジニアによる技術を要するようです。

少なくともそのくらいまでは分かりました。分かった以上はできるところまで突き進むことにしています(笑)。ひとまず、やっと馴染んできて拒絶反応がなくなった、Adobe premiere proを駆使して収録音源をミックスしてみようってことになったのです。

 

奥が深い!

 

ミックスって奥が深いです。そして、映像カメラマンや映像編集と違って正解はなく、プロデューサーやディレクター、歌い手、作りての世界観が重なって、色んな味になって世に出るんだと知りました。実はかおる先生には12月1週目に撮影の予定を入れてもらっていたのですが、収録となるとミックスがセットであることがわかって、私の練習用に一節だけでも収録させて欲しいとお願いしました。結果的には1曲全部を歌ってくれましたけどね。

自分の娘を実験台に何とかレコーディング環境だけは整えましたので、次はミックスってことになります。しかし、我が子の歌唱力では聞きやすくなったのかどうかが、判断つきません。と、こんなことを言えば娘は怒りますので、内緒にしておいてください。そこで、かおる先生にレッスン前に一節だけとお願いした流れです。

それなりに高性能なコンデンサーマイクは、環境音を細部まで鮮明に収録できる特徴もあるので、3月に行われる発表会の大ホールの拍手や可能になれば歓声なども収録したいと購入しました。そこにもともと手持ちで持っていたマイクスタンドにポップガードや反射音を吸音するスポンジを取り付けて、各種配線をテストして実際にカメラを回してみて収録可能であるところまで進みました。

 

収録本番は来月上旬に予定していますので、今日はちょっとだけ。
収録したてのホヤホヤの生映像と生音源はこちらです。

 

どうでしょうか。

 

さすがプロです。収録したままの撮って出しの音源ですが、のびやかできれいなVocalが聴けます。しかも、リーズナブルな価格でありながら、かなり良い音声を収録できるとされるコンデンサーマイクですので、耳元で歌ってくれているようにも聞こえます。実際には映像にあるようにマイクがある位置で音を拾っていて、どこの音を拾うのかを決める指向性は正面のみに設定していますので、ちょうど口元の音を拾っています。

発表会の収録で現場の臨場感を収録する目的もあるので、指向性を変えられるコンデンサーマイクです。発表会のときは全方位指向性にして360度すべての音を拾います。発表会は収録時点ではノイズキャンセリングもせずに感度高めに、観客の皆さんがうなる声も収録したいと思います。今回はボーカルレコーディングですから低音ノイズを拾わないように収録感度の設定を標準よりも感度を鈍くなるよう変更して、マイクの周りの音だけをきれいに拾うようにしています。

次はここに上記でつらつら書いたようにミックス作業を行っていきます。もちろん、収録に乗ってしまう小さなノイズを取ることから初めて、Youtube先生はじめ、Google先生に教えて頂きながら、ミックステストとして色々なエフェクトをいじってみました。

 

そのエフェクトありがこちら。

 

どうでしょうか。

同じ場面の20秒間を切り取っています。と思ったら、19秒でした。1秒間が30フレームなので、ショートカットキーで30フレーム移動にしているのですが、恐らく1回押し忘れただけです。フレーム移動については、テストなのでご愛嬌ってことでお許しください。

 

音、良くなっていませんか。
自分なりに7個のエフェクトを刺しています。

 

聞きやすくなっているというか、Vocalだけが強調しているのではなく、ちゃんと他のバンドと馴染んでいるのがわかります。かおる先生に聞いてもらったら、「生だとボーカルがうるさく感じるけど、ミックスしてくれると馴染んで聞こえる」と言ってくれました。

ひとまず、私がミックスの勉強をさせて頂くための練習素材をいただいたことになりますが、駆け出しの動画編集者には贅沢な素材です。これから動画編集に加えて、動画には映像のほかに音声があって一人前であることを肝に銘じて、よりよいMOVIEを編集していきます。そして、今回のこちらはプレミアプロを駆使したミックスですが、やはり同じAdobe社製でも音編集専門のAdobe Auditionの方が良いに決まっています。普段はオーディションは、TAMMYが音編集に使っています。

次回からは映像はPremiereでやり、音源はAuditionで編集してこうと考えています。そもそもミックス作業が必要だったことに気が付いたばかりですから、すぐにAuditionを深く使いこなすことは難しいかも知れませんが、徐々にやっていきたいと考えています。

 

ちなみにこちらの一節のようなショート動画は、Youtubeにはアップロードしていません。12月に入りましたらレコーディング収録して、新たにアップロードしていきます。ちなみにかおる先生にいきなり実験台になってもらうのは忍びないってことで、わが娘を実験台にしてYoutube動画としてあげています。こちらも撮って出しのホヤホヤな生音源ですので、芽依が音程をはずしつつ、耳元でささやくように歌います。恥ずかしいのでもう少ししたら削除しちゃいますので、恥ずかし映像を見たい方はぜひ下記のリンクからどうぞ!

 

T's Dance Room 公式YouTubeページの直リンクはこちらです。

 

おかげさまで本日このブログを執筆している時点でのチャンネル登録者数は20人です。前々日で18名の方に登録いただいていましたので、この2日間で何と2名も登録してくれる方が増えています!

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