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ダンスレッスン日記 [TDR BLOG] T's Dance Room BLOG
【いよいよ】インストラクター動画を撮影 その4【後半戦】
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皆さん、こんにちは!
ティーズダンスルームの橋本です。
今までのブログに引き続き、「インストラクターさんたちの動画」をアップロードしました。今回は、前回のTAKUYA先生の二本目と縣正利先生の2本撮りの2本分の合計3動画をアップロードしています。
前回までのブログをご覧いただきました方はもうすでに閲覧していただきましたかもしれませんが、当スタジオもYouTubeに同じ動画をアップロードしています。当スタジオの「公式サイトに各インストラクターの動画をアップロードしているのに、どうしてまたYouTubeなの?」と思われた方、すばらしいです。
実は単純に当サイトはデータ量制限があります。
そうなると、どうしても圧縮するので、画像解像感に違いがでます。解像度とか解像感とかちょっと線引きが難しい同じ意味のような言葉が出ていますが、実際には同じ解像度で出力はするのですが、出力方法によって圧縮方式や圧縮度合いが変わってきます。元画像をより圧縮することで全体のデータ量は抑えられるのですが、その分だけ同じ解像度なのに解像感に違いがでます。
例えば「なんだかちょっとザラザラした感じがあるね。」とか、「色が荒れたみたいに見える。」とか、「エフェクトのところがモヤモヤした感じに見える。」とかです。少し難しく別の言い方をすると、映像ノイズが入っているとか、カラーノイズがでちゃっているとか言うのでしょうか。
多くはデータ量を減らすために元映像データを圧縮するときの副作用です。データ量を減らす圧縮は、「間引き」や「高精細な表現を諦める」ような圧縮が多いようです。そもそもの圧縮方式による違いもあるかもしれません。テレビ業界や映像制作業界では、プロレズと言う形式を用いて書き出ししているようなのですが、試しに書き出ししてみましたが非圧縮に近いようでデータ量がとても大きいです。
当スタジオの公式サイトでは、表示が遅くならないように一度にアップロードできる動画データ量を150MBまでと制限をかけています。ちょっと前までは70MBでしたし、その前は初期設定値でしたので恐らく30MBくらいだったと思います。つまり、制約があるので高精細でキレイな動画を載せることが難しいので、YouTubeにチャンネルを作ったという流れです。このYouTubeですが基本的な推奨形式があり、皆さんもおなじみのMP4となっています。書き出しの型式で言えばH.264です。神奈川県にいると結構な頻度で、「H.246で書き出し」とか言われるようです。246は渋谷から厚木を駆け抜けていくあれです。道路です。
『Youtube T's Dance Room』で検索してください。
いくつかの動画と共にティーズダンスルームの公式Youtubeページが出てくると思います。「認知度が低いので、カタカナのティーズダンスルームでは出てきません。」と、前回blogでもお伝えしていましたが、出てくるようになりました!
このブログを執筆している現時点でのチャンネル登録者数は12人です。12名の皆さま、ありがとうございます。前回から2名も増えました。励みになります。チャンネル登録、グッドボタン、高評価、コメントなど、お時間がありましたらよろしくお願いします。
それでは先日2本撮影したTAKUYA先生の2本目と、縣正利先生の1本目と2本目をご覧ください。上記の通りYouTubeよりも少し低画質になりますが、当サイトのインストラクター紹介ページにもアップロードしていますので、そちらもチェックしてみてください。
こちらは、上の動画を直接クリックしていただいてもご覧いただけますし、各インストラクターさんのページにもまとめて掲載していますので、そちらからですと過去にアップロードした動画も一緒にご覧いただけます。
いや~、しかし、プレミアプロの編集と書き出しって、奥が深い。
カメラの方もまだもう少し特性を理解していかないといけないです。万が一に発表会本番のカメラ設定が間違っていた場合、プレミアプロで編集する段階で、撮影した原版(フッテージ)の間違いに気がついても遅すぎるからです。今の段階ならまだ各インストラクターさんたちに謝って、またの機会に撮影すれば良いだけのことですが、発表会映像はその時、その瞬間だけしかない一発勝負ですから、間違った撮影をしてなるものかと気合も入ります。
カメラ撮影をしながら勉強し、その後に編集をしながら勉強する場合の良いところは、撮影だけとか、編集だけ、ってやるよりも全体を俯瞰で見渡すこともできるので猛勉強になることです。分業したほうが効率が良いようにも思えますし、間違いを少なくすることもできます。それは本番一発勝負なら正解です。しかし、学ぶという観点に立てば両立するほうが近道だと考えています。なぜなら急速に知識を得られるからです。ただ前述の通り、発表会当日のオペレーションでは分業の方が正解ですので、ビデオカメラマンさんを雇う予定です。もちろん、スチールカメラマンも別枠で外注させていただきます。ティーズダンスルームとしてのビデオカメラはあくまでも定点観測でステージの状況を出演者控室になる大会議室でのモニタリング用として使用します。
とは言え、発表会動画の編集は私が担当します。
本来ならこれも分業化したほうが良いに決まっています。毎日のようにプロとして生計を立てるために動画編集ソフトを利用している方に頼んだ方が、正確で早くできるかもしれません。何よりも動画編集ソフトと睨めっこしてウンウンうなっているよりも、私自身は本業である建設業に携わっている方が少なからず利益が生まれます。自分でやれば一見すると経費が掛からないように見えて、外注費が掛からないだけで自分自身の人件費や設備投資を考えると大赤字になってしまいます。餅は餅屋ってことです。
しかし、自分でやる方が利益にならないのは当たり前かも知れませんが、これには実は狙いもあります。単純に私が動画編集をした方が、思い描く理想に近い編集ができる可能性があるからです。可能性としているのは、私自身がその思い描く理想に近づけるための動画編集ソフトのスキルを習得できるか否かにかかっているからです。
そんなこともあり、ただいま猛勉強中です。
猛勉強方法としては百聞は一見に如かずのことわざ通り、趣味のように出血しながらビデオカメラを用意して、そのビデオカメラで撮影してみて、自社で契約しているプロ向け動画編集ソフトを使って編集することが一番の近道だと信じてやっています。そして、趣味のように購入したビデオカメラがレンタルではないことの強みとして、編集したときの不満点をフィードバックすることができます。このフィードバックで、カメラ設定の奥深さを知り、カメラアングルやカメラワークを知り、それをまた動画編集に生かすことができています。
また、外注させていただくビデオグラファーさんとも設定など、対等に話をできるようになれば、後々の編集がどれだけ楽になるかも理解しました。これは想像ではなく、身をもって理解できました。もちろん、外注の方も不安を抱えながら一発勝負の乗り込みですから、知識を得た状態となって意思疎通を図る方が、相手もストレスフリーです。実際にビデオカメラを回して撮影してみると、撮り手の希望も理解しやすく、ポジションや立ち振る舞いなどもディレクションできるようになります。
まずは発表会に向けてビデオカメラの細かい設定も確認しながら、当スタジオのLED光源ガシガシの中でも色情報が飛び出さないように、失敗を繰り返しながら学んでいます。この色の強いLED光源の中でも、きれいに納まるようなプリント設定をすることができれば、他の場面にも応用が利くようになります。
ビデオカメラはその種類ごとに記録できる映像の色が違います。これはビックリするくらい違いました。特に初期設定のままでは、使い物にならないほど違います。そして、何とか色を近くまで合わせることができても、ディティールも違います。ビデオカメラの性能によって解像度はもちろん、解像感や色再現性が違うので、細かくディティールを合わせることは難しい作業です。撮影された映像素材の良さは、お値段の高い安いで決まるものでもありません。こんなの前日ゲネにカメリハしたって、余程カメラ設定に精通していない限りは初見のカメラ設定を合わせられません。まして、当日にレンタルで借りてきた初見のカメラでは、いくらそのカメラが高額で性能が良くても宝の持ち腐れ。猫に小判。豚に真珠。どうにもなりません。
動画撮影はスチール写真撮影と圧倒的に違うことを学びました。
圧倒的に違うポイントは、1点ものではないことです。写真ってそれそのものが芸術の絵画のように1点もので正解です。1枚1枚に意図があり、それぞれの演出が加わると芸術的です。しかし、動画撮影の場合は繋がっていないといけません。それぞれのカメラが同じ空間にいるのに、全く違う色合いでは話になりません。撮影アングルにもルールがありますので、複数台をそのルールの中に落とし込む必要もあります。
また、ビデオカメラは各カメラごとに、色やディティールなどに特性があります。特性が違う数台のカメラ設定を少しずつ近づけるように追い込んでいくことが必要になるのですが、これもちょっとずつ触りながら理解が深まってきました。これがある程度の次元で合っているかどうかは、編集で無駄な時間をつかって苦労することなく、シームレスな映像を提供できるようになります。そこがビデオカメラ側の映像設定のベースにもなってきます。今は時間のある時にプリント設定を微調整しながら、希望に合うように色を追い込んでいます。
これもやってみてわかったことですが、今日の設定が完璧でも、翌日に見るとおかしくなっています。実は人間は順応力があり過ぎて、目が順応してしまい、色の区別がつきにくくなってしまうようで、完璧な設定に追い込んだと思って翌日見ると理解に苦しむ時があります。これもまた奥が深いです。
当スクールのBスタジオは、自慢の照明たちを吊るしています。インストラクターさんたちにも、レッスン中に色々演色して気分を盛り上げ楽しいレッスンを行って欲しいと伝えています。深海にいるようなディープブルーとか、大人の雰囲気がするダークレッドとか、灼熱の太陽のようなマンダリンオレンジとか、女性らしさを演色するピンクなど、その場の雰囲気に合わせて色とりどりの演出をして楽しんでもらいます。その中でレッスンして、最後には舞台さながらの照明効果で振り付け確認していますが、レッスン後に生徒さんが「色がおかしぃ~♪」って言っていますが、カメラの色設定と同じで、少し経てば元の視界に戻ります。
今のところ上記のことくらいまでは、実体験のなかで理解が進んできました。
今後ともティーズダンスルームをよろしくお願いします!
川崎市のダンス教室 [かしまだ駅前通商店街]
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